「働きバチの寿命は約1ヶ月」
「その生涯に集める蜜はスプーン一杯程度」
「数万匹の群れの中で、雄は数千匹。働かず、交尾のためだけに生まれてくる」
「交尾できるのはそのうちの数匹。交尾した雄も、その直後に死ぬ」
18日にあった「JOB EXPO」での、養蜂家・内田健太郎さん(周防大島町)の話。
まるで「種」をつなぐためだけに生まれてきて、あっという間に死んでいくミツバチたち。
その営みを、何万年という単位で繰り返している。
そこに、人間的な「なんのために?」といった意味づけは浅はかすぎる。
地球環境のシステムのひとつとして、ただ生まれ、花粉を運び、子孫を残し、死んでいく。
個としての生命は、ただの現象なんだな。
分離しているように見えるのは、幻想なんだな。
計り知れない巨大な総体の循環の一現象なんだな。。。
そして、きっと人間も同じなんだ。
人間的尺度を超えた、宇宙的な時間軸から見たら、
人間の一生も、ミツバチの生涯となんら変わりない。
生まれ、繁殖し、死んでいく。
そこにあれこれと意味づけしようとして、
勝手にややこしくしているだけなんじゃないか。。。
計り知れない宇宙的循環の一部。
内田さんの話は、そうした視座から自分の物語を見つめるとても良いきっかけになりました。
そんなことを考えながら、瀬戸内タカノスファーム(代表・内田さん)の「島のはちみつりんごジャム」をひと口。
……宇宙的循環が生み出した味が、口いっぱいに。。。
なぜか、泣けてくるんです。
内田さん㊧と、進行役の藤本さん