ソウル・インタビュー

追う側へ

「向き直るのじゃ」

「向き直る?」

「そうじゃ。もしも、このまま、先へ先へと逃げて行けば、
どこまでいっても危険と災いがそなたを待ち受けておるじゃろう。
そなたを駆り立てるのは向こうじゃからの。
いままでは、向こうがそなたの行く道を決めてきた。
だが、これからはそなたが決めなくてはならぬ。
そなたを追ってきたものを、そながた追うのじゃ。
そなたを追ってきた狩人は、そなたが狩らねばならん」
(「影との戦い~ゲド戦記1」)


恐ろしいもの、に限らず、
不安や、苦手なもの、
面倒くさいものって、どうしても
後回しにしてしまいがち、ですよね。

 

でも、実際にやってしまうと、
全然たいしたことない場合、多くないですか。

 

意外にも「自分と向き合う」
「本当の自分の姿を知る」
ということを避ける人も、少なくありません。

 

聞くと、「面倒くさいから」。。。
その奥には、「知ってしまうことの不安」が
感じとれます。

 

未知のものを避ける、というのは、
防御本能の一種ですから。

 

でも、向き合ってしまえば、
大したことないんですよね。

 

勝手につくったイメージに苦しめられている、
とも言えます。

 

そのまま、避け続けるのもいいでしょう。
でもそこに展開するのは、どこまでいっても
「避け続けるだけの世界」でしかありません。

 

「もし、また逃げ出したとしても、むこうは
きっとまた私を探し出すだろう。それに、こっちは
逃げることに体力を使い果たしてしまうに決まっている」
(「影との戦い」)

 

体力のあるうち、時間のあるうちに、
向き合ったほうがよさそうですね(笑)