ソウル・インタビュー

光と影のバランス

「光が強くなれば、影も濃くなる」
「ポジティブだけ、ネガティブだけの物事はない」
「表面的な現象ではなく、その奥にある真実に気付けば、すべてはバランスだってことが分かる」

 

 

ここ数週間、まったく違う人から、まったく異なる場で、
本質的に同じメッセージを受け取っている気がします。

 

 

この世界は、二元論だとよく言われます。
光と闇、生と死、正義と悪、男と女、有と無、、、

 

 

これらは対極的な存在に見えます。
でも、実はすべて同時に存在しているものです。

 

 

どちらも、片方だけでは存在できない。

 

 

もし、死がなければ、生という状態も存在しない。
そこには、そもそも誕生自体がない。

 

 

どちらかがあれば、かならずその対極が存在する。
それが、この世界の在りようなんでしょう。

 

 

そして、そこにはバランスを取る力が働いている。
それこそが、道(タオ)なのかもしれません。

 

 

最近読んだあるレポートに、
Dr.ディマティーニ氏のことが書かれていました。

 

 

同氏は若い頃、プラス思考の人間になろうとして関連書籍を読み漁り、
プラス思考を徹底的に心がけて、毎日の出来事や感情に対してプラス、マイナスの数値をつけて記録し続けたそうです。

 

 

でも、2年たってもマイナスはなくならなかった。
それどころが、2年分の記録を計算してみたら、ぴったりゼロになったと。。。。

 

 

「世界には、バランスを取る力が働いてる」とディマティーニ氏は確信したそうです。

 

 

その観点を基軸にすれば、日々発生する出来事に振り回されることは少なくなってくるでしょう。
我を忘れてバカ騒ぎすることもなければ、悲嘆にくれて絶望することもない。
誰かを一方的に非難することもなくなってくる。

 

 

Let it be・・・

 

 

淡々と、あるがままを受け入れる。
その出来事から、自分の状態について学ぶ。

そして、バランスを取ろうとする自然の法則に、ただ感謝する。

 

 

コーチングをしていると、よく、
大きな夢を叶えたいというがいらっしゃいます。

 

 

夢を叶えることで得る光の部分だけでなく、
同時についてくる影の部分も受け入れるつもりがあるなら、
その方は幸せになれるでしょう。

 

 

でも、ただ光だけを追い求めるとしたら、
やがて、予期せぬ形で影に飲み込まれるかもしれません。

 

 

そこを無視して、
ただ、「制限のない、光輝く未来」だけを夢見させるようなセッションは、
結果として、その方をバランスを欠いた不幸な人生へと導くことになるかもしれません。

 

 

僕が学び、実践している「人間理解を基盤にしたコーチング」とは、
ある意味、そういうことなんだろうと思っています。