ソウル・インタビュー

「起業もパートナーシップも同じ」

ソウル・インタビュー
「ドラマチック愛され起業家プログラム」やまと まさ子さん
その②


~~~~~~~~~~

(婚活を続けてもうまく行かず、半ば絶望していたやまとさん)
ーそれがパートナーと出会われて、大逆転したわけですね。そこに何か、「これがきっかけだった」というようなものはありますか?

 

はっきりとあります。

私が46歳のとき、母が亡くなったんです。その15年ほど前に父を亡くしてから、私と母は長い間二人で暮らしていました。「私が母を守らなきゃ」という意識があったんですね。40歳を過ぎて私が一人暮らしを始めてからも、頻繁に行き来していました。その母が亡くなったときに、「ああ、私このままじゃ、もう生きていけない」と感じたんですね。そして、「これからは結婚して、パートナーと生きていく人生を選ぶ」と決めたんです。

 

―婚活をしていたそれまでとは、かなり違う決意だったんですね。

 

全然違いますね。それまでも自分としては本気で婚活をしていました。でも「結婚しなきゃ」という意識だったんです。「よく分からないけど、しなきゃならないから。そういうものだから」と考えていたんですね。

それが母が亡くなって絶望し、しばらくして「じゃあどうやったら生きていけるんだろう」と思った時に、「結婚するしかない」と。結婚できたらいいとか、結婚したいとか言うレベルじゃなかった。そう決めたら、すぐに夫に出会えたんです。母が亡くなって三ヶ月後でした。

 

~起業もパートナーシップも同じ~

 

―結婚してみて、何が変わりましたか?

 

一番驚いたのは、とても自由になったということです。それまでは結婚すると、束縛されるもの、自分の時間はなくなるものと、どこかそう思い込んでいました。それがまったく違った。

夫と一緒にいて笑っているときに、ふと自分のことを「これは子どもの頃の自分で笑っている」と思ったことがあります。ああ、ありのままの自分で生きているなという喜び、実感があった。商社時代、結果重視の男社会で一生懸命に頑張ってきた自分を卒業し、ありのままの自分で日々を楽しめるようになったんです。起業したことについても、夫はとても力になってくれています。

 

―それは確かに「ドラマチック」な変化ですね。

 

自分でもそう思います(笑)。そんな自分の経験をお伝えしたくて、これまでにカフェ会を約100回開いてきました。そのなかで、婚活しているけれどパートナーに出会えない女性の多くに、ある共通点があることに気付きました。実はみなさん、まだスタートラインに立っていないんです。

 

―スタートラインに立っていない……。具体的にどういうことでしょう?

 

自己否定が強い方がとても多い、ということ。例えば「結婚したい」と思いながら、本心ではしたくないと思っているとか、「私なんかじゃ無理…」と感じているとか。私もそうだったから、とてもよく分かるんです。しかもこれは、自分の魅力、才能を表現することや、起業するという部分にも繋がる話なんです。

 

―自分を否定している、という部分ですか?

 

そうです。自己否定していたら、何も決断できない、何も開かれていかないので。

例えば、私の母は洋裁が得意でした。私はいつも母がつくった服を着ていたし、それは周囲でも好評だったんです。だから「人から注文を受けてみたら」と何度か勧めたのですが、いつも「いや、ただ好きでやっているだけだから」と言って、決して発信しようとはしませんでした。自分のことをいつも否定していたんですね。

もし、才能を活かしていたなら、人から喜ばれただろうし、社会と繋がって貢献感を得ることができて、母の人生は全然違ったものになっていたと思うのです。私ももっと勧めれば良かったと、いまでも後悔しています。私にとっては本当に素晴しい母だったので。(つづく)

 

〇インタビューのお問い合わせは、こちらまで。