「10人いたとしたら、そのうちたった1人。10年以上、その比率はいつも変わらなかった」
企業研修などを行う会社に長年勤めている知人の言葉です。その方は、講師を育てるのが仕事。講師を目指す新入社員の指導を続けるうちに、講師としてやっていけるようになるのは「全体の1割程度」だと気付いたとか。つまり、9割は挫折するということです。
幼い頃から培った「確信」
いったい何が、この違いを生み出してるのか……。ずっと抱えていた疑問の答えは、副業で「○○式」の学習塾の運営をはじめたことで、はっきり分かったそうです。それは、
「小さな頃から、成功体験を積み重ねてきているかどうか」
このシンプルな違いが、大人になってから人生に差を生み出し続ける-。その学習塾にしばらく通った子は、みんな「自分はできる子なんだ」という自己イメージを持つようになるとのこと。当然のように自己肯定感が上がり、何にでも粘り強く取り組む傾向が見られるそうです。なぜなら「やればできる」という確信が、無意識レベルで育まれているからです。
研修講師になれる1割の新人も、まったく同じ確信を持っているということです。
逆に言えば、世の中の9割は自己肯定が低く、挫折する可能性が高い、ということ。そう考えるとちょっと気分が沈んでしまいそうになります。「じゃ、大人になってから変えようとしても無理……」と感じてしまう人も多いでしょう。
単なる自己イメージ
でも、ここには大切なメッセージが含まれています。それは「できる、できないの差は、生まれ持った能力差ではない」ということです。もっとはっきり言うなら、「単なる無自覚的な自己イメージに過ぎない」のです。
「挫折する9割」は、多くの場合「私はできない」「失敗する」「笑われる」といった自己イメージを持っています。そういう自己イメージに意識を向け続け、そうした結果を生み、さらにそのイメージを強化する、、、というパターンを人生で無自覚的に続けているのです。
ということは、「無自覚的に続けているのだから、自覚すれば変えていける」のです。
自分が抱えている自己イメージに気づき、それが生み出すパターンを自覚して、意識的に変えていく。それによって生み出されるほんの小さな結果の違いを、体験として積み重ねていく。まるで「○○式」学習塾で、ちょっと背伸びすれば100点が採れる問題を何度も何度も繰り返し解いていくように。
大人になってからも、確実に変化していける方法です。まずは、いま陥っている自己イメージに気付くことから。その方法について、今後少しずつ紹介してきます。
たかちゃん。
いつもありがとうございます。
宮島でアイスクリーム食べながら話した内容のことですよね!
あの時はたかちゃんが話そうとするともう一人の方が
そのたびに話を持っていくので落ち着かなかったなあ。
というわけで楽しみにしています。
ひさえさん
コメ有難うございます!
そうてす。あの方のエネルギーは凄かったですぬ(^^)
続編、何書こうかな、、、(笑