ソウル・インタビュー

電子書籍で、次世代へ「生きた証」を繋ぐ

「社会に何を生み出し、次世代に何を残していくのか……」
明確な目的意識を持って電子書籍のプロデュースを続ける、中心道出版の時任悟編集長。

なぜ電子書籍なのか? 
目指しているのはどんな世界なのか? 
そもそも中心道とは……。
時任編集長へのインタビュー、前編です。

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次世代へつなぐ「生きた証」となる一冊を

                    中心道出版編集長 時任 悟さん

―中心道出版は、電子書籍のプロデュースをされていますね。なぜ電子書籍に限定されているのでしょうか?

 

書店に並んでいる一冊の本を出版するためには、数百万単位のコストが必要となります。それほどのコストを掛けるわけですから、当然売れないといけない。売るためには、売れる内容にする必要がでてきます。

実は、そういう事情もあって、注目を集めるために著者としては本意ではない表現になってしまったり、時代の空気にあわせて本心ではない言葉を選んでしまったりということが少なからずあるんですね。作家プロデュースのお仕事を10年以上させていただく中で、何度もそんな誰にも言えない悩みを聞く機会がありました。

 

しかし電子書籍なら、はるかに低コストで、しかも心から表現したいことをストレートに伝えられます。思い通りの作品を作るのに、これほど最適なツールはありません。

 

―ここ数年、電子書籍のプロデューサーや出版コミュニティーなどがたくさん存在しています。そのなかで、中心道出版だけの特徴というものはありますか?

 

僕はこれまでに、プロデュースした電子書籍50作品以上でランキング1位を獲得してきました。つまり「売れる作品」に仕上げることには自信があります。ただ、中心道出版はそこをゴールにはしていません。

 

目的はそこではく、それがどのような人に響いて、社会に何を生み出すのか。そして、次世代に何を残していくのか。そうした、著者の「生きた証」となるような一冊を手がけていきたいのです。「中心道の哲学」を基盤に、著者の胸の奥に秘めた「想い」がしっかりと伝わる本となるように全力で関わらせていただきます。

 

―いまさらですが、その「中心道」というものについて簡単に教えていただいてもよろしいですか?

 

中心道は武道の叡智を活かして、世界で活躍できる人財を育てるプログラムで、静岡県熱海市に道場があります。そこには全国から経営者や各界のリーダー的な方々が集まり、個人を越えて社会のため、世界のため、次世代のために自分の経験や能力を活かしていこうと自己研鑽に励まれています。僕は2016年に中心道と出会い、人生が一変しました。

 

―どんなふうに一変したのでしょうか?

 

まず、自分が何者なのかはっきり分かったんです。それまで、よく周囲から「いつまで他人のプロデュースをしているんだ」「いい加減、表に出ろ」と言われてきました。でも、自分では「これがしたい」というものが見つからなかったんです。だから、そう言われるたびに悶々とした気持ちになっていたんです。

 

でも、中心道で自分の人生を振り返って見つめ直していく中で、塾長の須田達史さんから「きみは軍師キャラだから」と指摘されたんですね。ものすごく腑に落ちました。「ああ、これでいいんだ。これが自分の活かし方なんだ」と。つまり、人との関わりの中で、相手に応じて能力を発揮するタイプ。触媒として、相手に大きな化学変化を起こさせる役割だったんです。

 

―その気づきは、電子書籍のプロデュースにも影響していそうですね。

 

当然、深く影響していますね。

先ほどもお話したように、中心道に集まっている方は、「自分のためだけ」「自分の会社のためだけ」といった自己都合で生きていないんです。もっと大きな目的を持たれているんですね。

 

なぜそうなるのかというと、「我」をなくした状態で発揮される人間本来の力がどれほど凄いのかを、皆さん身体に落とし込まれているからなんです。「自分のため」や「自分の都合」を超えて生きる人は、自然と、深い優しさ、思いやり、慈しみを持って人と繋がることができるんです。その在りようは、本当に「カッコイイ」の一言。ほれぼれするほど粋で、まさに「大人」なんですね。

 

そんな素晴しい大人たちが、今の日本にいることを、世の中に広く伝えていきたい。彼らの志を、届くべき人の心に響かせたい。そのためのツールとして、僕は電子書籍をプロデュースさせていただいています。

 

―志を広く世の中に響かせる。その想いは、これまで中心道に関わってこなかった方の本づくりの場合でも同じですか?

 

もちろんです。根底にある「中心道の哲学」は揺らぎません。じっくりとお話を聞き、胸の奥に秘めた言葉にならない「何か」を言語化し、その方の存在意義となるような一冊を生み出せるようにお手伝いさせていただきます。

 

―最後に、電子書籍のプロデュースを通して時任さん自身が目指している世界があれば聞かせてください。

 

そうですね。「何のために生きているのか」がはっきりしているなら、人生がぶれることはありません。しかし、その「何のため」が自分のためだけだとしたら、それは本来の人生を生きているとは言えないでしょう。なぜなら、人は「自分ごと」で悩んでいる間は、本来の力を発揮できないからです。

 

自分の中心にある想いを表現し、志の指し示す目的に沿って生きるなら、共感する仲間と繋がり、想像を超えた結果を生み出します。それはやがて社会を、国を、世界を動かす原動力ともなっていくはずです。中心道出版の電子書籍から、いつの日か、そんな大きな共振を世界に響かせていきたいと願っています。(インタビュアー 大村たかし)

 

 

時任悟

1976年三重県伊勢志摩生まれ

東京大学工学部を中退、株式会社インテリジェンスに入社、上場前後の激動期を経て独立。現在は、「日本の国力を高めるコンテンツホルダーを世界に解き放つ」というビジョンのもと、作家、講演家、ビジネスオーナーらのコンテンツプロデュース、総合ブランディングをサポートしている。

大成功の鍵は「ビジネスにおける生態系をつくること」と語る。「無理をしない、させない、持続可能なビジネスシステムの構築」をモットーとしている。「レイキ・宝地図」で著名な、望月俊孝氏の宝地図事業の立ち上げをともにした際、創業時に書いた、わずか2通のセールスレターは10年間にわたって10億円以上の売上をあげ、今なお成長している例がその典型である。

コンテンツプロデュース書籍は、「幸せの法則」(望月俊孝氏著37000部)、「自由で有り続けるために20代で捨てるべき50のこと」(四角大輔氏13万部)をはじめ、著者の想いをコンパクトに表現しつつビジネス上の結果にも大きく貢献しつづけている。
また、自身の著書「感情のわかちあい」がビジネスに奇跡をもたらす!は、発売2日でマーケティング部門、セールス部門などを含むAmazonランキング6部門一位を獲得。プロデュース電子書籍は次々ランキング1位のベストセラーとなり、全19部門で1位を獲得している。

クライアントのことを誰よりも知りぬいた上でコンテンツ設計することが最低条件。複数の出版社、利害関係者らのエネルギーを束ねるコトバの発明に命をかけ、作家、経営者個人の人生と、会社の成長を統合させるアプローチを原則としている。
特技は師匠探し。学生時代には、少林寺拳法全国大会優勝、全国弁論大会優勝という異色の体験をもっている。

 

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インタビュー式「響感プロフィール」

あなたの「最も伝えたいこと」をインタビューさせていただきます。
対談記事にまとめ、「響き、感じる」プロフィールに仕上げます。
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詳しくは、こちらから。